心理

感情を表に出さない方法3選―感情が表に出やすい人の特徴も紹介

感情がすぐに表に出てしまうことで周りに気を遣われてしまったり、自分のイメージを落としてしまうと、仕事や人間関係にも支障が出てきてしまいます。

そのため「少しでも感情を表に出さない方法が知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

感情は人が行動するための原動力なので、自分の感情をうまくコントロールすることが、人生をよりよい方向へ繋げるための鍵になります。

そこで、今回は感情を表に出さない方法をご紹介していきますよ。

感情が表に出やすい人の特徴

感情がすぐに表に出やすい人は、自分のことで精一杯だったり、コミュニケーションが苦手のため、無意識のうちに顔や行動に感情が表現されてしまうことがあります。

自分のことで精一杯になっている

仕事や家事に追われて自分のことで精一杯になっている人は、自分の感情を処理する余裕もないことから感情が表に出てしまう方がいます。

また、自分のことしか考えることができない自己中の方も感情が表に出やすい傾向にあり、周りに察して動いて欲しいという思いから感情をコントロールする気もありません。

このような方は、自分がイライラしたり、不安になっていても感情と向き合うことができないため、まず「自分の感情に目を向けること」が大切です。

コミュニケーションを取るのが苦手

コミュニケーションがうまくいかない方も、感情が表に出やすい特徴があります。

言葉で自分の感情を表現することが難しく、いつもモヤモヤしていることから自然と態度や顔に感情が出てしまうのです。

このような方は、無意識のうちに感情が表に出ていることから、周りに言われない限り気付くことがありません。

ネガティブ思考が強い

ネガティブ思考が強い方は、毎日のように不安や不満と葛藤していることから、感情が表に出やすくなっています。

自分でも処理しきれない不安や不満も持っているため、たとえその感情に気がつくことがあっても、自分だけでは対処することが難しい特徴があります。

また、ネガティブな感情というのは、感情を無視したり、打ち消したり、感じないふりをすると、なおさらマイナスへ傾いてしまいます。

感情を表に出さない方法3選

感情を表に出し過ぎてしまい、周りから変に気を遣われて距離を置かれている方など、感情を表に出してしまうことで支障が出ている方もいます。

また、自分の感情が表に出過ぎてしまうことから「少しでも改善したい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここからは感情を表に出さない方法を3つご紹介していきます。

①自分の感情をコントロールする

自分の感情を表に出さないためには、自分の感情をコントロールすることがいちばんの解決方法です。

負の感情だけではなく、喜びや楽しい感情も同じようにコントロールしてあげることで、全体の感情バランスを整えていきます。

怒りを感じたら深呼吸をしてみたり、不安を感じたら窓の外を眺めたり

楽しいと感じたときも、変にはしゃがないようにその場を離れるなど、全ての感情をコントロールできるようにすることで、だんだんと感情が表に出にくくなっていくのです。

ただ、最初のうちは感情の波をコントロールすることが難しいため、感情が押し寄せてきたら、いったん考えるのをやめて違うことに集中することがオススメです。

②ネガティブ思考にならないようにする

感情が表に出てしまう人は、ネガティブ思考をする方が多い傾向にあります。

そのため「これ不安だな」「自分にはできないかもしれない」と感じたら、その正反対のことを考え、変えていくことが大切です。

ポジティブ思考で物事を考えられるようになっていくためには、時間が必要になります。

しかし「自分にはできないかもしれない」と思ったら「自分にはできる」という、反対のことを考えると思えば、ストレスなくその場ですぐにポジティブ思考になれるのです。

常に、心に感じたことの反対を思い浮かべることで、心の余裕ができることから感情を表に出すこともなくなっていきます。

③負の感情が生まれたら行動を変える

感情の中でも最もコントロールしにくいのは負の感情です。

そのため、負の感情を和らげることができれば、すぐ顔に感情が出てしまう人でも表に出しづらくすることができます。

心理学では、心と体はつながっているとされているため、不安を感じたら場所を移動して太陽の光を浴びる。

落ち込んでしまっても目線を落とさずに、姿勢を正すなど、感情に逆らうような行動をとっていくことで、感情を表に出しづらくしていきましょう。

かんたんにできる行動として、口角を上げるだけで幸せホルモンが出るのでおすすめです。

また、マイナスな感情やイライラが行動だけで抑えきれないと感じた場合は、近くにあるメモ用紙にいま思っていることを全て書き出すことで、脳の整理もしやすく感情が表に出る前に対処することができることが可能です。

まとめ

今回は感情を表に出さない方法をご紹介しました。

すぐに感情が表に出てしまう人は、自分の感情に向き合う時間が少ないことや感情のまま行動に移してしまうため、表に出やすくなってしまいます。

そこで、感情をコントロールできるように行動から変えていくことで、自分の感情をストレスなく表に出さないようにしていきましょう。