心理

自分が悪い、罪悪感を感じてしまう人の特徴3つと対処法をご紹介!

あなたは自分が悪いと感じて、「私さえいなければ良かったのに」「迷惑ばかりで何もできない」「生まれてこなければ良かった」と過剰に自分を責めてしまったことはありませんか?

 

私も一時期子どもに対して、「この子が人前で大人しいのは、私があれこれ言うせいで顔色を伺うようになってしまったから」と自分の育て方が悪いと感じたことがありました。

 

このように、「自分が悪いせいだ」と感じる感情を罪悪感と言いますが、罪悪感は私たちの人生において、実は非常に重要な影響を与えるものとなっています。

 

そこで今回は、自分が悪いと思う人の特徴3つと、罪悪感を感じるときの対処法をお伝えしていきますね!罪悪感を抱えずに、楽な気持ちになりましょう。

自分が悪いと思う人の特徴3つ

自分が悪いと思ってしまう人に多いのは、幼少期に感受性が豊かだったために、苦しいことに意識が向かってしまいがちということです。

 

そう聞くとマイナスイメージになりやすいですが、自分が悪いと思うことは、反省することができるということなので、反省と改善を繰り返すことで、人として成長するチャンスが増えて、いつしか理想とする自分になれるとも言えます。

 

そして罪悪感を感じやすいからと言うだけで、何でもかんでも自分を責めることはありませんし、あなたは誰か他の人の分まで責任を背負う必要もありません。

 

ここでは、自分が悪いと思って罪悪感を感じやすい人の特徴を、3つに絞ってご紹介していきますね。

特徴1 HSP気質である

些細さんとも呼ばれていますが、感受性が豊かなことはもちろん、敏感で相手の変化を察することに長けていますが、「答えがない答えが苦手」と感じる人も多いのが特徴です。

 

そんな気質を備えているので、自分が傷付くことから自分を守る為に、その予防線として、「自分のせいだから、自分に責任がある」と罪悪感を感じることで、これ以上悩んだり考えたり答えを探すことを回避しているのです。

 

ある意味、その裏には楽になりたいという真実が隠れていると言えます。

特徴2 アダルトチルドレンである

子どもの頃に、身体的心理的虐待、性的虐待、育児放棄などを受けた傷を、大人になっても抱えたままの人たちをアダルトチルドレンと呼びます。

 

このような人たちは、自己処罰に依存したり、周囲の期待に応えるように振る舞ったり、完璧主義な傾向があります。

 

目立つ特徴として挙げられるのは、子どもの頃に親から欲しい愛がもらえない状態で成長しますから、「親が愛してくれないのは自分が悪いせい」と罪悪感を感じて、「いい子にしていれば愛される」と偏った考えになってしまうのです。

特徴3 考え方の癖がある

ある出来事に対し、自分なりのフィルターを通して極端な見方をしてしまう、そんな歪んだ考えを持っている傾向があります。

 

自分を責めることは苦しいので、誰でもすき好んでやりたいとは思わないですよね?それでも何故、自分で自分を苦しめてしまうのでしょうか?その原因は、その人の考え方の癖なのですが、癖を改善する機会がこれまでになかった為に、大人になった今でも苦しんでしまうのです。

 

そういう癖が身についた背景は人によって様々なものがあるので、背景自体は変えられませんが、考え方の癖は変えることができます。

自分が悪い、罪悪感を感じてしまったら?

自分が悪いと思う人というのは、相手が不機嫌になってしまうと、「こうなったのは私のせいだ」といった思考パターンや癖が条件反射的に働く傾向があります。

 

そしてさらに自分が悪いと思うときにしてしまいがちなのが、「客観性を失う」ことですが、そもそも人間関係は誰でも同等に双方で作り出していくものなので、相手の態度についても、実は冷静に分析して確かめる必要があります。

 

例えば、必要以上に子どもを怒鳴ったり当たったりすようなママの場合、子どもの態度は相応なものでしょうか?不相応なものでしょうか?ここでは、子どもがママを怒らせているというよりも、ママが自分をコントールできずに感情をぶつけてしまっていますよね。

 

自分が悪いと思うときは、相手の態度が相応か不相応か?そこがどうかを分析してみると、事実が見えてきます。

 

もしも自分だけで判断がつかないのであれば、誰かに相談してみるのも良い方法でしょう。

 

感情的になるのではなく、客観的に事実を伝え、あなたがフェアだと思える第三者を通すことで、物事を差がない状態で捉えられるようになり、自分を責めることがなくなりますよ。

まとめ

自分が悪いと思う人の特徴3つと、罪悪感を感じるときの対処法をお伝えしてきました。

 

繰り返しにはなりますが、たとえあなたが罪悪感を感じやすい人だとしても、何でもかんでも自分を責めることはありません。

 

自分の人生を誰かが代わりに歩むことができないように、あなたが誰かの人生の思いや考え全てを担ったりしなくても良いのです。

 

今回の内容が少しでもあなたの力になり、楽な気持ちなってもらえたら幸いです。