心理

感動できない泣けない!心と向き合い感動できるようになれるコツ2つ

「感動できない性格を直したい」「感動のシーンで泣けない」あなたはそんな何とも味気のない性格で悩んでいませんか?みんなが感動しているのに、一歩引いて冷めた目で見てしまう…そんな自分を責めていませんか?

日本人は「泣いたら負け」という思い込みが強い傾向にある為、人前で見せる涙は弱みとして認識されやすく、相手へマイナスイメージを与えてしまうこともありますよね。

でも、どんな理由があろうと無理に感動して泣こうとしなくても大丈夫です!周りが泣いていても自分は泣けないなら、泣かなくてもいいのです。

そうは言っても感動できない自分をどうにかしたい!そんなあなたへ、本記事では感動できるようになれるコツをお伝えして行きますね。

感動できないなら心の声に耳を傾けてみよう

感動できない人の多くは、普段から自分と向き合い「心の声を聞く=内観をしていない」という問題がありますが、こう伝えても「どうしたら心の声かわかるの?どれが本当の心の声なのか分からない」と困惑してしまい、途方に暮れる人も少なくないでしょう。

人や外側の出来事に振り回されていると、なかなか自分の心の声に気付けませんが、深い感情や、自分の確かな感覚を取り戻す為には、自分と向き合って心の声に耳を傾けるところから始めなければ、感動も少なくなってしまいます。

もし内観する時間がなかったり、慣れていない、できているのかわからない…そんなときの為に、感動できるようになれるコツを2つご紹介しますね。

①小さな感情を見逃さない

感動を強くする為には、どんなにちょっとした心の動きに対しても、いちいち敏感に感じ取っていくことが大切です。

例えば「今日も天気が良くて気分がいいな」「仕事が終わったら大好きな映画が見れるぞ」「家族に料理を褒められて嬉しいな」など日常にありふれている当たり前の小さな感情をその都度、味わってください。

そんな「小さな嬉しい気持ち」「小さなワクワク」「小さな喜び」を見逃さず、少しでも多く感じられるように意識して過ごしてほしいです。

②ネガティブな感情を大切にする

嬉しい、楽しいなどの感情は外に出しやすいですが、悲しみや怒りは我慢して抑えたり、見ないふりをしていませんか?

この世界には「陰と陽」「表と裏」といったバランスがありますが、ポジティブな感情とネガティブな感情もまた、双方がバランスを持った存在で表裏一体と言えます。

誰でも「ガッカリした」「失敗してしまった」「思い通りに行かなかった」「寂しくて切ない」このようなネガティブな気持ちを感じないように避けてしまいがちですが、感動を強くするには、ポジティブな感情はもちろん、反対側のネガティブな感情もちゃんと受け止めて感じることが大切です。

自分の嫌な気持ちを否定したり見ないふりはせず、しっかり感じてみましょう。

感動できなくても冷めた性格とは限らない

私は感動しやすいので、感動シーンで微動だにしないという方が難しい為、感動できない泣けない人を見ると、どこか人情を感じない無機質で冷たい人だと勝手に思い込んでしまうときもあります。

しかし冒頭でも述べたように、周りが泣いていても自分は泣けないなら、泣かなくてもいいですし、感動できなくて泣けないと言う理由だけで、決して人として劣っているわけではありませんよね。

外に感情を出すのが苦手な人なら、表には出さないけど、実は自分の中では感動しているかもしれないし、本当に感動できない人というのは、言い換えると感情に左右されにくく、物事を冷静に見ていると言えます。

果たしてこのタイプの人は無機質で冷たいのでしょうか?もしあなたがこのタイプに該当するのなら、ありのままの自分を受け入れて、人は人、自分は自分というスタンスでいれば問題ないのです。

思考の罠、感じて動こう

さて、感じて動くと書いて「感動」という字を見て分かる通り、感動とは行動の呼び水で、情が豊かでないと人は行動しないと言えます。

感動できない人の多くは、ルールや狭い枠に囚われ、何に対しても善悪、白黒といった思考に陥りやすいのですが、思考というのは、行動のブレーキの役目や迷いをつくる場なので、思考ばかりで理屈っぽく考えてしまうと、人は行動しないばかりか生きる力が弱くなります。

例えばボールを投げるときに「このボールを投げたら、一体どこに落ちるんだろう?」と頭で考えたら、ボールを投げる手は止まってしまいますが「ボールがどこに落ちるかなんて、やってみないと分からない」と感じた瞬間に投げることができるのです。

まとめ

感動できるようになれるコツについてお伝えしてきましたが、少しでもコツはつかめましたでしょうか??

コツがつかめたら、自分の心と向き合う時間を増やしてくださいね!深い感情や、自分の確かな感覚を取り戻す為には、やはり必要だと言えます。

外に感情を出すのが苦手、本当に感動できない人であれば、表に出さなくても自分の内側で自分なりの感じ方で、しっかり感情を味わってみてくださいね。