不足感と聞いて、あなたはどう感じ、なにを考えますか?
「もっとキレイで素敵なママになりたい」「もっと子どもの教育にお金をかけたい」「もっと稼ぐ旦那さんになって欲しい」考え出したら、「あれもこれも、もっと!もっと!」と足りないもの探しが始まりそうですよね。
「ご飯が食べれる」「子どもと一緒に過ごせる」「住む家がある」だけで恵まれているのに、どうして不足感を感じてしまうのでしょうか?
その疑問について結論からいうと、不足感は全て幻であなたのただの妄想だということです。
本記事では、不足感に振り回されているあなたへ、不足感が生まれてしまう理由と脱却する方法について詳しく解説していきます!
不足感が生まれてしまう理由とは?
親や環境を選べないことを除けば、誰でも子どもの頃は自由で完璧な存在だったのに、私たちは大人になるにつれて、「自分には価値も才能もない」と自己肯定感を低く感じてしまいがちです。
その穴を埋めるために知識や経験、努力を重ねてやっと人並み、またはそれ以上に成長しようとしますが、その過程を踏んでいる間というのは、「一人前になるまでは、まだ何かが足りない…」という不足の底無し沼のような感覚を払拭することはできません。
このように、いつまで経っても一人前になれない、完成に至らないのはなぜなのでしょうか?その理由は、不足感というのは比較することで生み出されるからです。
例えば、知識、能力、器量、人徳、お金、子どもなど、あなたが今の自分に不足していると感じているものを、今後先の未来で得られたとして、その直後に自分以上にそれらをすでに持っている人が現れたらどうでしょう?きっと一瞬で今までの努力が水の泡になり、再び不足感が蘇ってくるのではないでしょうか?他の人と比べている限り、永遠に完成なんてしないということです。
こうした比較することに加え、ある不足がもうひとつの不足を埋める足枷になったり、2つの不足が対立し合ったりするケースもあります。
例えば、「今の仕事には張り合いを感じられないという不足を埋めたいのに、才能や経験が足りないから独立できない」「お金が足りないという不足を埋めようとすると、自由な時間がなくなる」など、事態は徐々に深刻となっていきます。
結果として何ひとつ問題を解決できないばかりか、必要以上の矛盾や葛藤を生み出し、「不足感」を抱いたまま悶々とし続けるわけです。
不足感から脱却する方法3つ
冒頭でも書いたように、「不足感は全て幻で、あなたのただの妄想」です!それに打ち勝つ手立てをここでは3つお伝えしていきますね。
①あなたはすでに完全な存在
不足感から脱却するために重要なのは、「あなたはすでに完全な存在で、その価値は誰かと比較するものではない」という事実を認めて、足りない自分をこれ以上分析するのはやめましょう。
前の項でも書きましたが、「他の人と比べている限り、永遠に完成なんてしません」比較するというのは、自分に足りないものを再確認する行為でしかありません。
人と比べずあなたの価値を感じるには、「自分を一番に愛して、信じること」あなたを一番に愛して信じられるのは外でもないあなただけですから、絶対的な愛と信頼をただただ自分に寄せてあげましょう。
②自然から充足感を得る
不足感を打つ消す方法として、自然を感じて「満たされている」という充足感を得ることが効果的です。
例えば公園を散歩して、「太陽が温かいな」「空気が美味しいな」「お花が綺麗だな」「鳥のさえずりに癒されるな」と感じてみましょう。
考えれば分かることですが、あなたが生きていくために必要な空気や太陽、水などの最低条件はすでに揃っていて、なんと無料で手に入ります。
それに気づけば不足しているどころか、感謝の気持ちも出てきませんか?自然の恩恵を利用すれば、「すべては今この瞬間手にしている」と捉えられる良い練習になりますよ。
③感謝を当たり前にする
不足感を手放すには実は、「感謝」を当たり前にすることがとても大切になります。
日常生活の中で、「ありがとう」をたくさん言えば言うほど効果がありますが、忘れてしまいそうなら、例えば歩いているときに言う、家事をするときに言う、不安を感じたときに言うなど何かキッカケやルールを決めるのが継続するコツです。
もちろん気分が乗らなくて、「ありがとう」が言えないときなら、無理はせずに今の自分の感情を整えてからにしましょう。
ちなみに日本には言霊がありますが、その力を借りてここぞとばかりに言ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
不足感に振り回されているあなたへ、不足感が生まれてしまう理由と脱却する方法について詳しく解説していきました。
もっと良い暮らしがしたい、もっとお金が欲しい、もっと認められたい、もっと成果を出したい、そんな夢や理想を持って生きてるのがほとんどですよね。
そんな幻の不足感から脱却して、「今この瞬間にすべては揃っている」と絶対的な信頼を持ってやりたいことをスタートすれば、自然と輝く人生があなたの前に現れるでしょう。