「感情の先取り」という言葉を聞いたことがありますか?よく新月の願い事や引き寄せの法則などで使われていますよね?あなたも、もしかしたら一度はやってみたことがあるのではないでしょうか?
よく思考は現実化すると言われますが、実は単純に思考したことが現実化するわけではなく、思考しているときに感じた感情を充分に味わうことで現実化するのです。
今回は、私も実践中で望みや夢を叶える為のとっておきの方法、「今ないものをあるように感じる」感情の先取りについてご紹介して行きますね!
感情の先取りとは?
感情の先取りを語る前に、私たちが最終的に手に入れたい、望みを叶えたいという思いの先にあるのは、物質ではなくて、その物質を手にしたときの、「気持ち=感情」です。
ですから、最終的に感じるであろう気持ち、「欲しいものが手に入ったらどう感じるか?」「望みが叶ったらどう感じるか?」という感情を、今この瞬間に先に味わってしまうことが大切です。
きっとどんな望みも叶ったときには、「楽しい・安定・安心・充足感・幸福感」など、ポジティブで心地の良い感情になっているので、最終的に感じる感情はどれも同じということに気づくはず。
しかし、まだ現実化していないそれらの感情をいきなり感じたり、イメージすることって難しいですよね?
例えば、「お金持ちになる!」と望んで、お金持ちでお金をたくさん手にしているときの感情を今味わうのは、実際にお金持ちになったわけではないし、現実はお金がないのだから、その感情を味わうのは無理なわけです。
ここでポイントになることは、望んだ未来の感情をより鮮明に、具体的にイメージして感じることができないのであれば、その感情に近くて似ている感情でもいいのです。
その擬似的な感情を得る方法を、2つに絞ってご紹介していきますね。
①形から入ってみる
人間の脳は形から入ることで、「もうすでに目的を達成した」と勘違いする仕組みになっているので、達成したときの様子を思い浮かべて妄想しながら、その気持ちや状況を味わうことは効果的な方法になります。
例えば、起業してまだ全然稼いでいないのに、達成するために必要な道具を先に揃えて、「これを使ってもう自分が〇〇で稼いでいる!」「これを使って時間も場所も自由に仕事ができている!」こんな感じで、達成したときの感情を先取りして味わうのです。
形から入るわけですから、必要になってくる道具や経費には、当然それなりの金額がかかってくることもありますが、少なくともそれだけの先行投資をしたからには、「もう後には引けない、やり続けるしかない!」そういう前向きな思考も働くのではないでしょうか?
②今あるものに感謝する
普段の何気ない生活の中で、小さな幸せをたくさん見つけて、「幸せだなぁ〜、ありがたいなぁ〜」と感じることは、今この瞬間でも実際に体感できることなので、望む未来の感情を先取りするにはうってつけの方法です。
例えば、お風呂に入って、「いい気持ち、幸せ、ありがたいなぁ」と感じたり、ご飯を食べて、「おいしい、幸せ、ありがたいなぁ」と感じたり、公園で家族と一緒に笑いあって過ごす、そんな些細な幸福感を感じるだけでいいのです。
誰でも人は、「ない」ものに焦点を多く当ててしまいがちですが、不足感を優先するのではなく、「ある」ものを常に意識して、充足感をキープすることができれば、自動的にその先の未来には満たされた、ポジティブな世界が用意されています。
いかがでしたでしょうか?どちらも簡単にできることなので、是非この機会に実践してみることをオススメします!
感情は波動のバロメーター
感情の先取りでは、最終的に手に入れたい、望みを叶えたいという未来の感情レベルを、より鮮明に具体的にイメージすることが大切でした。
ここでもう一つお伝えしたいのですが、感情の先取りをすると、願望実現がなぜか加速するというメリットがあることを知っていますか?これは、エネルギーの法則が働いている為で、エネルギー=波動とも言うことができます。
実はこの世界に存在するありとあらゆるもの 、空気や光や音、心や思考のような目に見えないもの、私たちの体も固有の波動を持っていて、その波動が出す波のような振動数と似たものが集まってくるのです。
似たエネルギーのものが集まるということは、成功法則のひとつになるのですが、人間の場合、この波動のバロメーターになるのが外でもない感情なんですね。
望んでいる未来の感情を先取りすることは、望んでいるもののエネルギーを今集めているということ。
今のあなたの波動が望んでいるエネルギーになり、そこに似たものが向こうから勝手にどんどん集まってくる、この原理を利用して、望む未来を現実化していきましょう!
まとめ
感情の先取りについてお伝えしてきましたが、願望実現するには、「今この瞬間に感じている感情」が、大変重要になってくることがご理解して頂けましたでしょうか?
より良い未来を望むのなら、感情の先取りを身につけて習慣にしてみてくださいね。