「もう頑張りたくない、やめたい」「 もう無理、これ以上頑張れない」そんな状態まで自分を追い詰めて、動く気力を失い、思考が停止していませんか?
今まで普通に頑張れていたことが、ある日突然「プツっ」と糸が切れたように、頑張れなくなってしまう時ってありますよね。
私も育児に疲れた時なんかは「も〜!無理、やりたくない、頑張れない!」とよく感じています。
そんな時は心身共に「非常に疲れている」という赤信号の合図なので、ムリをせずに休みましょう!
今回は「頑張りたくない」と感じて動けなくなってしまったあなたへ、その原因と対処法をご紹介していきます!ぜひ最後までお付き合いくださいね。
「頑張りたくない」その原因は?
頑張りたくないと思うのは、逃げでも甘えでもありませんが、そんな自分をいつまでも放置しておくのは危険です。
まず大切なのは自分がなぜ、「頑張りたくない」と思ってしまうのかを知ることです!ここではチェックポイントを3つご紹介しますので、あなたも一致する点がないか確認してみてくださいね。
①肉体的、精神的に疲れている
そもそも「頑張りたくない」と感じる大きな原因は、肉体的にも精神的にも非常に疲れているということです。
例えば多くのママが経験するであろう、夜間の授乳や夜泣きで睡眠不足になると、「もう辛くて頑張れない…」という状態になり、鬱や情緒不安定になったりしてしまいます。
②やりたくないことをしている
仕事でも勉強でも、「本当はやりたくない!」と心底思っているのに、「もう少し、後もう少しだけ頑張ってみよう」と自分を誤魔化していると、結果頑張れなくなります。
例えば好きでもない仕事だけど、ダラダラと長く勤めていると、「今更辞めるなんてできない、でも会社の空気や人間関係が嫌い、でも生活の為…」と言いながら続けるのは、精神衛生上良くないでしょう。
③責任感が強い、完璧主義
3つ目は性格の話になりますが、真面目で責任感が強い人は、悩みや問題を誰にも相談できない傾向があり、そのまま限界を超えて頑張り過ぎたとき、突然体の疲れから、「頑張りたくない」という思いが襲ってきます。
また、完璧主義の人は、ちょっとした失敗も極度に嫌う傾向があり、その失敗が原因で人一倍気分が落ち込みやすく、「頑張ったのに失敗してしまった」と恐れて頑張る気力を失ってしまいます。
人それぞれの頑張り方があっていい
世間のワーキングママの中には、会社の第一線でバリバリ活躍しながら、仕事やプライベートでの誘いにも積極的に参加して、とにかくアクティブな人たちもいるでしょう。
このようなパワフルで頑張るタイプの人たちというのは、その存在自体がそうではない人たちにとって、「私はそんなに頑張れない…もっと頑張らなくちゃいけない…」と心理的圧力をかけていると言えます。
反対に、私もそうですが、頑張り過ぎない程度にゆっくりマイペースでやっているタイプの人たちというのは、そうではない人たちにとって、「私はもっと精一杯頑張りたい、ゆっくりなんてできない」と思わせてしまっているのでしょう。
このような相反する存在を認識したとき、きっと誰もが心のどこかで、「自分なりに頑張っているけど、果たしてこれで正しいのかな?」と疑問を抱えるのではないでしょうか?
そうやって自分と向き合い考えることは大切ですが、ゆっくりでも、アクティブでも、マイペースでも、パワフルでも、人それぞれの頑張り方があってもいいのではないでしょうか?
頑張りたくないときの対処法
さて、ここからは「頑張りたくない」と感じてしまったときに、気持ちを改善できる具体的な対処法をご紹介してきますので、ぜひ試してみてくださいね。
睡眠を十分にとる
まず第一に、疲労回復の為に睡眠を十分とることですが、大切なのは時間だけではなく、眠る前のパソコンやスマートフォンの利用は控え、睡眠の質をあげましょう。
自分を認めて褒める
誰でも頑張ったら認められたり褒められたいですよね?それを他人に求める前に、まずは自分に対して「頑張っててエライね!」と声をかけて、頑張った自分をきちんと認めて褒めてあげましょう。
泣いてスッキリしてみる
我慢しないで泣くと精神的に楽になるのは事実で、涙にはコルチゾールやプロラクチンといった物質が含まれていて、それらが分泌されるとストレスの軽減につながります。
どれも簡単にできることばかりですね!自分を大切にすることを心がけて、疲れるほどの頑張り過ぎをセーブしていきましょう。
まとめ
「頑張りたくない」と感じるのは、心身共に疲れが溜まっているのが原因として高いことをお伝えしてきました。
また、やりたくないことを無理して続けることや、責任感が強く完璧主義な性格だと、より一層思い詰めて、頑張る気力を失ってしまいます。
そんなときは一旦立ち止まって、頑張っている自分を認めて、そして褒めたり労ったりしてあげましょうね。