あなたは「何の取り柄もない主婦だ…。」と今の現状に気付いて、愕然としていませんか?
特に専業主婦でいると、夫と喧嘩になれば「誰が稼いでるんだ!」と言われ、子供からは家政婦扱い、親戚からも軽く見られている気がすることもありますよね。
私も出産後「将来子供のためにも、ママはいつも家にいた方がいいだろうな。」という気持ちはあったけど、性格的にずっと専業主婦は無理!と言う葛藤がありました。
なんの取り柄もないただの専業主婦でも、自分の価値観に気付くことで、全く違う世界を見出せますよ!
本記事ではあなたの価値観を見つける方法を質問形式でご紹介しますね。
無価値を感じさせてしまう理由
まず始めに、あなたが何の取り柄もない主婦だと感じてしまう原因は何でしょうか?それは「自分には何も出来ない、何の取り柄もない私の人生って無価値だ。」という自己否定で、それが固定観念となってあなたを苦しめているのです。
例えば、毎朝慌ただしく家族を送り出した後は、洗濯や掃除、スーパーへ買い物、ネットを見たりYouTube観賞なんかしていると、あっという間に夕飯の支度の時間になってしまいますよね。
皆、朝になれば会社や学校など行く所があって、することが有りますが、専業主婦であるあなたには家事以外で行く所もすることもありません。
本格的に趣味やパートでも始めてみようとは思うものの、今更ながら年齢やブランクが気になって、やる気も喪失していくのがオチです。
ここで「あ〜あ、また今日も何もしていないし、せっかくの自分の時間もダラダラ無駄遣いしてしまった。」と感じて「毎日忙しく働いている人から見れば、何の生産も努力もしないでお金や食料を消費し、ぐうたらな生活をしていると思われるに違いない。」と勝手に思い込んでしまうのでしょう。
このように周りのできている人と比べて、できていない自分を「私なんて…」と自己否定してしまうのです。
何の取り柄もない主婦が自分の価値観を見つける方法
何の取り柄もない主婦だとしても、価値観を持っていれば、それがブレない自分軸となり、他人と比べて自己否定したり「〜しなければならない、〜すべき。」と言った固定観念や周りの出来事に振り回されなくなります。
そもそも「価値観」って抽象的で曖昧ですよね?簡単にいうと「自分の大切なこと」になりますが、ここではあなたの中にある価値観を探す方法を質問形式でご紹介していきますね。
①無意識にいつもやっていることは何ですか?
例えば、無意識に気付いたら掃除してるな、音楽聴いているな、植物の手入れしているな、など毎日やっていることは何ですか?それはあなたの得意や個性で最強の価値、強みになります。
②今までたくさんお金を投資してきたことは何ですか?
例えば、洋服、美容、料理、旅行、本などたくさんお金を払ってきた分野は何ですか?それは人より詳しい知識や経験で人に教えられるほどの価値になります。
③今までたくさん時間を投資してきたことは何ですか?
例えば、水泳やダンスなどのスポーツ、接客や営業などの仕事、アートの制作などたくさん時間をかけてきたことは何ですか?人それぞれの個性が隠れている価値になります。
④学生時代に得意だった教科は何ですか?
理系だったか、文系だったか?昔得意だった教科は何ですか?シンプルな質問ですが、あなたの好きが潜んでいると言えます。
⑤今までの仕事で人に褒めらたことは何ですか?
例えば、接客で笑顔が素敵だねとか、丁寧な仕事するねとか、誰でも一つは必ずありますので「ない」とすぐに決めつけないで思い出してください。
⑥今まで一番充実していた瞬間はどんな時でしたか?
例えば、部活、若い頃に取り組んでいたチャレンジ、仕事など今までの人生の中で楽しかった、やりがいがあった、充実していた瞬間はどんな時でしたか?
ぜひノートを用意して、時間がかかってもいいのでゆっくりワークしてみてください。
書き出したからと言って、すぐにパッと答えが出るというよりも、書いた事に対して「これ無意識でやってても苦になってないな、昔はこんなことやってたしできてたな、こんなことも好きだったし人に褒められてたな、ここにお金や時間をかけてたな。」と真剣に向き合って客観視することで、ふと思い出して見えてきます。
ポイントは「何でいつもこれ無意識でできるんだろう?何でこんなにお金や時間をかけてたんだろう?何でこの時こんなに充実してたんだろう?」と理由を掘り下げて考えてみることです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?何の取り柄もない主婦だと悲観する前に、今回ご紹介した方法でゆっくり自分と向き合ってワークしてくださいね。
これから先の時代、AIや様々な新しいテクノロジーが一気に加速していく中で、どれだけ自分の価値観や好きなこと、強みを知っているかどうかが重要です。
まずは「本当に私がやりたかったのはこれだったんだ〜。」と気付いて認めること。
これはまさに自分の中の宝探し!あなたも大切な宝物を見つけてくださいね。