心理

言いたいことが言えない夫婦関係の原因とただ1つの改善策

言いたいことが言えない夫婦と聞いてギクリとしませんか?さまざまな夫婦関係がある中で、あなたは文句なしの夫婦関係を築けているでしょうか?

 

本当は夫に言いたいことがあっても、前向きな結果にならないため、我慢することって多いですよね。

 

いわゆる鬼嫁を持つ夫をはたから見ると、「大変だなぁ、苦労してるなぁ」と思いきや、関係はいたって良好だったりしますが、それは「お互いに言いたいことが言えているから」なのではないでしょうか?

 

このように何でも言い合える夫婦関係を築くには、妻側の自己主張を工夫して伝えることが必要です。

 

今回の記事は、家庭で夫に対して言いたいことが言えない人のために、なぜ夫に言いたいことが言えないのか?その原因と改善方法について考えてみました。

言いたいことが言えない夫婦関係の原因

言いたいことが言えない夫婦関係において、お互いすれ違いが起こってしまうのは、妻の不満が夫によく伝わっていないという原因が多い傾向にあります。

 

その結果よくあるパターンですが、

  • 夫への不満を伝えたとしても、まくし立てられ論破されてしまう。
  • 言いたいことを言っているうちに、ああ言えばこう言う状態になってしまう。
  • 何か相談しても言いくるめられ、釈然としないまま終わってしまう。
  • 始めから会話が想像できてしまい、言う前に諦めて我慢してしまう。
  • 悩みを話したくても、弱音や泣き言を口にしたらウザがられてしまう。

 

このように、言いたいことが言えない夫婦の間で原因になっていることは、夫は言いくるめたり、合理的な考えで鋭い発言をする割に、妻の気持ちを想像して考えることが不得意だという点になります。

 

最悪の場合、すぐ喧嘩になって逆ギレしたり、ずっと冷たく無視されるなど、厳しい状態へ発展することもよくありますよね。

 

私も結婚して同居を始めた頃は、夫から言い返されるとついカッとなって、感情を爆発させて大変な思いをしたことが何度もあります。

 

そしてよく感じることなのですが、男性の脳はロジカル的(左脳)で、女性の脳はアナログ的(右脳)のため、そのせいでお互い意思の疎通がなかなかできないのかな?と思ったりもします。

 

また、夫婦同士はどうしても甘えが出てしまうため、「夫ならわかってくれる」「妻ならわかるべきだ」などという都合の良い思い込みで、普段から相手に対して呑気にかまえてしまうのも問題でしょう。

いい夫婦になるためのたった一つの改善策

いつまでも夫と意志疎通ができないままでいると、子供への教育や家計に対しての考え方の違いや、パートナーシップに溝が広がっていき、今後の人生に深刻な問題を引き起こす可能性があります。

 

そうなる前に、知らないと損をするたった一つの改善方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

夫は変えられない、あなたが変わってみる

そもそも人の性格の約半分は遺伝子によって決まるとされ、あとの半分は環境が影響するとされています。

 

そこから、「今さら性格を変えてもらうのは難しい」と妻が思い込み、言いたいことが言えない状態が続いているのではないでしょうか?ここでは環境を家庭に置き換えて、妻がうまく環境を整える=夫への接し方を変えることで、夫婦関係がいい方向に変化する考えのもと、その具体的な接し方をお伝えします。

 

言葉の裏にある本当の気持ちも伝える

例えば、「お皿を洗っておいてくれない?」と頼んだのに、夫はスマホでゲームをしながらのいい加減な返事だったとします。

 

そこで怯まず、「終わったら、おいしいコーヒーとお菓子があるから一緒に食べよう」と伝えたら、夫はどう感じるでしょうか?

 

また、「おむつ替えしてくれない?」とお願いしたとき、難色を示されたとします。

 

そんなときもめげずに、「パパと一緒に子育てしていきたいからお願いしてるんだけど」と加えたら、夫は重い腰をあげてくれるのではないでしょうか?

 

ただ忙しいから、手が離せないから手伝ってほしいと言った表面上の言葉だけではなく、「夫婦で仲良く一緒に過ごしていきたい」という裏側にある気持ちが夫に伝わるはずです。

 

いつも一緒にいると、今さら恥ずかしくて言えないかもしれませんが、当たり前のことも口に出してきちんと伝えることが、実は一番大切なのです。

 

またポイントとしては、「子供のタオルは、白い棚の一番上に片付けね」「子供の仕上げ磨きをやってもらえるとすごく助かるんだけど?」と言うように、「あそこに置いて」や「あれやって」などの曖昧な言葉は使わずに、具体的な場所や物事を伝えることで、より夫の行動を促すことができるでしょう。

 

「言いたいことが言えない」と言葉を我慢して飲み込むよりも、ぜひ素直に伝えてみましょう。

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まとめ

いい夫婦関係を続ける上で大切なのは、お互いに相手を敬い、言いたいことや感謝の気持ちを、素直にしっかり伝え合うということですね。

 

今回お伝えした改善方法を実践することで、自分が変われば自然に夫も変わるということに気付けるでしょう。

 

うまく自己主張できる人は、相手の意見や気持ちを察することができる人ですので、これを機会に、改めてお互いを分かち合ってみてはいかがでしょうか?