何もかも忘れる方法があったら知りたいと思っていませんか?特に嫌なことを永遠と引きずってしまう人にとって、切り替えが早い人は羨ましいですよね。
事実、嫌なことを引きずっているとネガティブになりやすく、気分も落ち込んでしまいます。
そこで今回は、そのようなお悩みを解決するべく「嫌なことを何もかも忘れる方法4選」をご紹介していきますね。
この方法を知っていることで、ストレスが溜まりやすい嫌な出来事をすぐに忘れることができますよ。
嫌なことを何もかも忘れられる人との違い
まず始めに、嫌なことを何もかも忘れられる人との違いはあるのでしょうか?大抵の場合、家での嫌なこと、近所付き合いで嫌なことがあると、ズルズル引きずってしまいますよね。
また、周りにそのことを相談しても「まだ、そんなことで悩んでたの?」と言われる方も多いはずです。
そんなことを言われると、さらに気分が落ち込んでしまいますよね。
一般的に、忘れることができない人の特徴として、記憶に定着してしまうことが挙げられます。
心理学の観点で、記憶に残す行為を説明すると覚える・維持する・思い出すの3ステップを踏むことで記憶の定着が行われます。
また、嫌な出来事が強く記憶に残ってしまう原因として感情も一つの原因です。
嫌な出来事があると、そのときの「強い感情(マイナスな感情)」が湧き上がることで、記憶を維持する機能と強く結びつき、定着していってしまうのです。
このように、嫌な出来事を何回も思い出してしまうのは、「強い感情」によって3つのステップが自然に起こることが原因なのです。
反対に、嫌なことをすぐに忘れられる人は、嫌な出来事が起こっても感情の切り替えがうまく、3つのステップを踏まないため記憶の定着が行われません。
「嫌なことを忘れられる人」「嫌なことを引きずってしまう人」の違いは、強い感情のコントロールにあるのです。
感情に支配されないためには?
先述した通り、嫌なことを忘れられない人は「強い感情に支配されやすい」傾向にありますが、嫌な出来事が起こって強い感情を抱くことで、記憶を維持する機能と結びついてしまうのです。
しかし、自然と起こってしまうこのような「記憶の定着」を意識して切り替えていくことは困難でしょう。
では、どのようにして記憶の定着を防いでいくのか?その方法とはワンクッションを挟むんでいくことです。
ワンクッションとは、嫌な出来事が起きた際に「笑う」「吐き出す」という行為を行うことで、精神的にもダメージを軽くする方法になります。
先ほど紹介した「覚える・維持する・思い出す」のステップの中で、いちばん厄介なのは「思い出す」という部分で、繰り返し嫌な出来事を思い出してしまうせいで、どんどん記憶に定着するのです。
そこで、ワンクッションを行うことで嫌な出来事に対する感情を軽くし、記憶の定着を阻止することができますよ。
例えば、嫌な出来事があった際には、家族などにその出来事を笑い話になるように話していくことで、「忘れる」力は強く働きます。
その場では感情に支配されても、「すぐに吐き出して、すぐに忘れる」ように心がけていきましょう。
嫌なことを何もかも忘れる方法4選
人は生活をしていると、小さな嫌な出来事も頻繁に起こります。
しかし、嫌なことをいつまでも引きずっていると、時間の無駄にもなりますし、人生を楽しむこともできなくなってしまいますよね。
そこで今回は、「嫌なことを何もかも忘れる方法4選」をご紹介していきます。
この方法を試すことで、少しでも「思い出す」行為を防ぎ、人生を楽しんで過ごすことができるでしょう。
①趣味を楽しむ
嫌な出来事を忘れる方法として代表的なのは「趣味に没頭する」ことです。
嫌なことを思い出さないくらいに趣味を楽しむことで、ストレスも同時に発散されていきます。
「趣味を持っていない」という方は、仕事に没頭するなどの方法を試してみてください。
②睡眠時間を少し増やす
嫌な出来事が起こり、永遠と感情に支配されていると次第に脳は疲れてしまいます。
疲れた脳で家事などを行ってしまうと、「いつもならイラッっとしないこと」に対してもストレスを感じやすくなってしまうのです。
そこで、「普段寝ている睡眠時間よりも少し多めに寝る」「お昼寝を意識的に取る」ことで、疲れた脳をリフレッシュさせることができ、ストレス耐性も同時にあげることが可能ですよ。
③サウナや温泉に行く
昔から、温泉には「気持ちのリフレッシュ効果」があります。
また、温泉に向かうという行動で「リフレッシュできた」という方も多いのです。
また近年、ブームになっているサウナも、全身を温め、血流を良くすることで体も心もリラックスできる効果がありますよ。
④ノートに書き出していく
「温泉や外出をしても、なかなか忘れられない」という方にオススメなのが「ノートなどに書き出す」ことです。
「嫌なこと」「そのときの気持ち」をノートに書き出していくことで、思考の整理ができ、ストレスを軽減することが可能になります。
また、ノートに書きだすことで嫌な出来事を「他人目線」で捉えることができるので、感情を落ち着かせ、「思い出す」行為を防ぐことができます。
このときの注意点としては、ノートに書き出したら、その出来事にはもう触れないと決めておくことなのですが、これはせっかくノートに書き出したのに、思い出す行為をしてしまうと、記憶の定着が始まってしまうからです。
そのため、嫌な出来事を書くノートは、なるべく目のつかない場所に保管するなど、すぐに取り出せないようにすることがオススメです。
まとめ
今回は「嫌なことを何もかも忘れる方法」をご紹介してきました。
嫌なことを永遠と引きずってしまうと、自分の大切な時間を無駄にしてしまいます。
また、ネガティブなことばかりを考えるようになってしまうので、笑顔が少なくなり、老化などにも繋がっていくのです。
普段から、嫌な出来事を「ずっと引きずってしまうクセがある」「なかなか忘れられない」と悩んでいる人は、ぜひ、今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。
あなたが笑顔で過ごせる時間が、少しでも多く増えますように!