子供にイライラ!もういらないと思ったことはありませんか?いつも笑顔でいたいのに、イライラして怒鳴ってしまったり、つい手をあげてしまったときには、「こんな私はダメな母親?」なんて思ってしまいますよね。
そう落ち込んでしまったときは、自分がどんな状態かを見つめる必要がありますが、たいていは疲れている、一人の時間がないことが原因です。
ですから自己嫌悪は反省の証拠と捉え、「こんな私なんて…」と自分を苛めないことが大切です。
今回は子供にイライラする、いらないと思ってしまうあなたへ、そのワケやイライラをおさめる対処法7つをご紹介していきますね。
子供にイライラする、いらない!そんなときは…
子供にイライラする、いらないと思ってしまう瞬間ってどんなときですか?何をしても泣きやまなかったり、なかなか寝なかったり、「ヤダ、キライ、しない」と駄々をこねられてしまうと、そのたびにイライラして笑顔のない育児になってしまいがちでしょう。
そもそもイライラするというのは、「怒り」であって、その感情が爆発すると手をあげたりキレたり怒鳴ったりという行動をしたくなるものなのです。
このときあなたは、イライラしている自分に気づいて認めることがとても大事になります。
もともと人にはたくさんの感情がありますが、「怒り」も大事な感情の一つなので、怒ることでデメリットはあるものの、決して悪いわけではありませんし、イライラしてはいけないというわけでもありません。
ただ厄介なのは、人は自分の中で無意識な思い込みやストーリーを持っており、「普通はこうする」「これが常識」などの観念が崩されたときに、自分の思い通りにいかなくてイライラすることが多いのです。
自分が愛されなかった過去がある?
「子供にイライラする、いらない、愛せない」と感じる母親は、昨今では増加傾向にあるのですが、兄弟の中でも弟は可愛いが、兄は可愛くないという場合や、過保護なくらい可愛がっていたのに、あるとき急に愛情が薄れてイライラや怒りが生まれてしまう場合もあるほどです。
このとき母親に起きていることは、自分自身が親からありのままの自分を愛されてこなかったため、愛情が安定していない愛着障害だというバックグラウンドが潜んでいます。
そういう人というのは、自身が子供時代の愛情不足を満たされていないままなので、まだ子供のように自分の方が優先的に愛される必要があるのでしょう。
「自分のことさえも愛で満たせていないのに、子供を愛せるわけがない」そんな状態で無理して親になってみても、危なっかしい上に子供は自分にとって邪魔者となってしまい、無意識で拒否や反抗心を持ち、そのことを生理的に感じ取っているから、「子供はいらない、嫌いだ」という反応が出てしまうのです。
大人の愛着障害の克服には、愛着形成をし直して、心の拠り所(安全基地)を作り出すことで改善していけますよ。
例えば、存在価値や自己肯定感を高めて、自分で自分を認めてあげられるような環境に身を置き、考え方や思考癖を少しずつ修正していきましょう。
爆発寸前!イライラや怒りをおさめるには?
爆発寸前のイライラや怒りをおさめるにはどうしたらいいのでしょうか?聞いたことはあるかと思いますが、怒りのコントロールをアンガーマネジメントと言いますよね。
イライラや怒りは衝動的に現れがちですが、この衝動性をコントロールすることで、イライラを避けることができます。
怒りは第二次感情といい、根本の感情(第一次感情)をたどれば悲しみや不安、恐れや寂しさなど他の感情が隠れていて、イライラを爆発させる前に、根本の感情を探し自身の本当の感情を意識することが大切になります。
イライラをおさめる対処法7つ
怒りが生じたとき、そのピークは6秒だと言われているため、6秒を過ぎると怒りの衝動性はおさまって冷静になってきます。
つまり、ここで堪らず6秒以内に行動を起こしてしまうと、子供を叩いたり、傷つける言葉を言ったり、物を破壊したり後悔する結果となります。
そうなる前に、ここで紹介する7つの方法を、今から身につけておきましょう!
- 深呼吸して心を落ち着かせる
- ゆっくりと数を数える
- その場から一旦離れる(子供の安全が前提)
- 飲み物や好物のお菓子を食べる
- 他のもの別の場所を見つめる
- スクワットをする
- 好きなアニメ・ドラマ・映画などのセリフを心の中で言う
いかがでしょうか?基本的には他のものに意識を向けることがポイントです。
また簡単な方法として、怒りを記録しておけば、自分の怒りの傾向を把握し、管理、コントロールしやすくなりますよ。
まとめ
このご時世、子育てする環境もタイトで、複雑な人間関係があり、忙しく時間に追われ、行動が制限されたり、誰でもイライラしやすい状況ですよね。
そんな中でも、自分の気持ちを一番大切にしながら、自信や自尊心を持って考え方をチェンジしていけばイライラ体質を改善していけます。
まずはひとつでもできることから実践してみてくださいね。