イライラして子供に冷たくあたってしまう、感情的にキレたらダメだとわかっていても止められない…そんな経験あなたにもありませんか?そして自己嫌悪や罪悪感に陥るママたち⋯⋯
私も4歳児を相手に日々奮闘中ですが、イライラの連続ですし、愛しているのに子育てがうまくいっていないのでは?と不安に感じる瞬間もあります。
イライラして子供に冷たくあたってしまう人や、感情的にキレてしまう人は、一体どうしたらよいのかというと、まずは自分自身を大事にしてください。
今回は自分はダメなママだと責めてしまう前に読んでほしい、自分自身を大事にすることの大切さについてお話ししていきます!
なぜ子供に冷たくあたってしまうのか?
昨今家族が家にいる時間が増えたことで「子供と毎日一緒にいることがストレス、苦痛である」という意見も多いのが事実です。
多くのママと子供は、会社と学校、保育園などと離れての生活に慣れてしまっている為、いざ一日中一緒に過ごすとなると「どう接していいのか分からない、厄介だ」とうまく対応できずにストレスを抱えてしまいます。
家事に加え、24時間体制の育児が続けば「疲れた、一人になりたい…」とあなたも感じますよね?育児で一番つらいのは、体の疲れ以上に自分一人の時間が持てないことだと言えます。
例えば未就学児のママが1日のうちに自分のために使える時間なんて、1時間くらいなのではないでしょうか?私はワンオペ育児ですが、保育園のお世話になっていなかったらせいぜいそんなもんです。
子供が小さいうちは、他の人に預けることに罪悪感を持つ人もいるようですが、育児ストレスを解消するためには「一人の時間」の確保が最も大切で、もしそれができないまま育児を続けてしまうと、子供に対して冷たく素っ気ない態度になったり、会話を無視しがちになり、子供との信頼関係に影響を与えてしまう可能性もあります。
あなたは自分を大事にしていますか?
子供に冷たく当たってしまう、感情的にキレてしまう原因は「自分を大事」にしていないからです。
先ほども言った通り、ママが一人の時間を確保するのは大前提で、それができたら具体的に自分を褒めたり、認めたりして大事にしてください。
あなたは事実、愛する子供の為に毎日一生懸命頑張っているのですから「わたし、毎日頑張ってて本当に偉いな!」と自分自身に言ってあげると、自然に涙が出てきたり、スーッと心が楽になったりと変化するのがわかるでしょう。
自分を大事にすることで「今私は嬉しいな、楽しいな、怒っているな、辛いな、悲しいな」と自分の感情を把握できるようになります。
これは子育てだけではなく、ストレス全般をケアするために大切なことですが、自分の感情を明確に把握することで問題を解決しやすくなります。
自分の感情が具体的に分からないと言うのは、伝えたいことや言いたい気持ちを抑えている状態なので、精神のバランスを保つ為にそれが攻撃的な態度として表に出てしまいます。
例えば、育児する上で子供を怒ることは必要だと思いますが「私は何がなんでも怒ってはいけない、優しくしなければいけない」と決めつけていると「私は怒っている」という感情を抑えることになりますので、それは自分で自分をいじめていることになり、我慢が限界にきてしまうと、堪らず爆発してキレてしまうのです。
ママも感情のある人間、完璧ではありませんので、怒りたいときには「必要で怒っている」と始めから自分の感情を認めて、その心を大事にしてあげてください。
もしもキレてしまったときは、「もしかして子供に求め過ぎているのかも?」など、一旦俯瞰して自分を見つめ直してみましょう。
具体的に「こんなことでキレてしまう自分でも、まぁいいか」と、自分自身に言って認めてあげると、自然と気持ちの整理ができます。
そしていつしか、「子供にここまで求めるのは厳しかったな」「でも、これはきっとできるよね」など、子どもとママの意思を通じ合わせていけるようになり、それにつれてキレることは減っていくでしょう。
育児期間中は子供が成長する一方で、ママにとってはある意味、キレないための練習期間中なんだと考えると、深刻な気持ちがなんだか少し和らぎませんか?
子供に対しての話し方や謝ることが大切
子供との会話で、ついイラッとして咄嗟にキツイ言葉を言いそうになったら、少しだけ立ち止まってみませんか?子供から話しかけられて「うるさいな、今は忙しいからあとでね」と応えるのではなく「今、ママはこんな気持ちで話せないけど、〇〇ちゃんのせいじゃないからね」と伝えることが大切です。
つまり「何を言うか」ではなく「どのように言うか」ということです。
それでも、もし子供に冷たくあたってしまったら…そんな時は後悔してしまってからでも全く構わないので、「悪いことをしてしまったな」と思ったとき「ごめんね、ママあの時、イライラしてたからごめんね」「痛かったね、嫌な思いさせちゃってごめんね」と、子どもを抱きしめながら素直に謝ってあげてください。
毎回うまくいくわけではないかもしれませんが、言葉を上手に選び、話し方を意識して子どもがポジティブになれるような声がけをしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?自分を大事にすることの大切さと、少しではありますが子供との会話での上手な言葉選びについてお伝えさせて頂きました。
子供に冷たくあたってしまう、キレてしまいそうな時は、心身共に疲れが出ているサインになりますので、早くそのことに気付いて対処していきましょう。
そして子供には、今回お話ししたことを土台に、さらに「大好きだよ」ときちんと言葉で伝えていきましょう。
必ずあなたの愛が伝わりますよ。