家族にイライラする主婦が多いのは、「365日24時間どんなに頑張っても評価されない、誰も代わりに手伝ってくれない」そんなイラ立ちを感じるからではないでしょうか?
私も皿洗いやトイレ掃除など、誰でもできる家事をいつも自分が担当していることが疑問で、「皿洗いは私の仕事ではない!」とイラッと感じることがありますが、こんな日常の些細なストレスって作りたくないですよね。
家族に対してイライラしてしまうのは、決して家族が悪いからではなく、ごく自然なことなので、家族をストレスだと感じても良いのです。
今回は家族にイライラしてしまうあなたへ、少しでも心が軽くなるような対処法を3つご紹介していきますね。
家族にイライラする主婦の原因とは?
家族にイライラする主婦の原因の中に、新型コロナウイルスの影響で、家族と一緒にいる時間が長くなったことが挙げられるでしょう。
「コロナ離婚寸前」という家庭も少なくないようですが、テレワークなどで常に家族が自宅にいる状態が続くと、そのこと自体がストレスに変わってしまいます。
例えば、週末にドライブが楽しみだった人が、何らかの理由で毎日ドライブしなければならなくなったとして、それがいつまで続くか分からない状況となれば、ドライブそのものがストレスに変わります。
そもそも人間というのは、こちらがイライラすると、相手の反応もイライラしたものになってしまうのです。
例えば、ママがイライラすると子供はグズってダダをこねるし、妻がイライラすると夫はダンマリ無関心な態度になるというように、大変わかりやすいですよね。
それを見てママはさらにイライラ…、負のスパイラルによってますます家族の関係が悪くなっていってしまうのです。
そんな状況になってしまうと、自分一人だけが頑張りすぎていたらバカバカしくなってきますよね。
「ツライ」と感じたときは、家事育児の方法、働き方などにこだわり過ぎていたり、ひとりで背負いすぎていたりしないか見直してみましょう。
家族にイライラしないための対処法3つ
イライラの原因はストレスが溜まってるだけだからと言って、気晴らしに美味しいスイーツを食べたり、子供を夫に預けて美容院へ行ったりしていませんか?
でも所詮は一時的なものなので、家に帰るとやっぱりイライラしてしまう...その場凌ぎでごまかしても、全然解決しないものですよね。
まずは冷静になって考える必要がありますので、ここでは3つの対処法をお伝えしていきますね。
①3D言葉をやめる
人はいつも発している言葉に影響を受けますから、マイナス言葉をやめましょう。
「でも、だって、どうせ」この3D言葉ですが、「でも」は否定的、「だって」は言い訳、「どうせ」は諦めを表現していますので、必然的にマイナス思考へと誘います。
そしてこの3D言葉が癖になり常態化すると、どんどんマイナス思考が強くなり、何か問題が起こったとき、原因を家族や自分以外にあると考えるようになってしまうのです。
そのような考え方では「他責思考」が強くなるので、当然ですが物事がうまく回らなくなります。
③嘘でも笑ってみる
笑いはドーパミン神経という、快感や多幸感に関係する部位を働かせます。
笑いは免疫力がアップしたり、自律神経の働きを整えてリラックス状態にさせたり、表情筋が鍛えられホルモンバランスも整うので、美容効果まであるのだとか!
また、ドーパミン神経はだまされやすい性質があるため、嘘でも口角を上げて「エ」という顔でつくり笑いをすると、表情筋の動きが脳に伝わり、楽しいと感じる部分を刺激します。
これによってご機嫌になりやすく、楽しいという気持ちになれますよ。
③自分自身を大切にする
家族にイライラをぶつけてしまうのであれば、一度立ち止まって自分自身をもっと大切に扱ってあげましょう。
最近あなたは自分自身を労ってますか?優しくできていますか?喜ばせていますか?幸せにできていますか?
例えばすぐにできる方法として、自分で自分の頭や腕を撫でながら、「いつもよく頑張っているね、えらいね」と声をかけてあげましょう。
自分を大切にできると、子供や夫に対して思いやりやゆとりが持てるようになり、家族の幸せに繋がります。
私はその状態でいると、自然と家族みんなが温かい気持ちになれると思っています。
まとめ
家族にイライラしてしまう主婦であるあなたへ、少しでも心が軽くなるような対処法を3つご紹介してきました。
主婦の抱えるストレスは、家族への悪影響と分かってはいるものの、複雑に絡み合った原因を解決するのは難しいように感じるかもしれません。
そんなときまずは心を鎮めて、ご紹介した対処法を実践してくださいね。
あなたが笑顔でいることは、子供や夫を幸せにするとても大切なことなのですから。