あなたは「人生の答え、生き方の答えが欲しい!早く見つけて安心したい!」と正しい答えをすぐに知りたい、答えが分からないと不安でたまらない…そんな状態になっていませんか?
今はパソコンやスマホさえあれば簡単に調べることができるので、何でもすぐに正しい答えが欲しいと願ってしまう人は多いのではないでしょうか?しかしながら、人生において全ての問題を解決してくれる唯一無二の答えなど存在しません。
でも大丈夫です!そんな答えが出ないことでも、ある考え方を身に付けるだけであなたなりの答えを出して行けます!今回はそちらをご紹介しますのでぜひ最後までお付き合い下さい。
答えが欲しい!全ては自分の中にある
答えが欲しいとは言うものの、情報があふれているこの時代で、たくさんありすぎて逆に迷ってしまう!結局何の答えも出ないまま、時間を無駄に過ごすのはもったいないですよね。
私は人生や生き方について「本当にこれでいいのか?」と迷った時はまず内観しますが、その中でも特に大事にしている考え方を、3つに絞ってお伝えしますね。
①自分軸を持つ
答えのない時代に、自分にとって必要な答えを導き出すためには、自分軸で考えるという能力が重要です。
自分軸とはぶれない自分のことで、手に入れると目標の達成が早くなり、何か決断するときに迷わない、どんな出来事や体験でも学びにできるので、成長の為に必要な物だけが引き寄せられます。
このように自分軸を持つことで、人生がより豊かになるのは明らかです。
②答えは最初から知っている
あなたは内側の声を信じて進んだことがありますか?内側とはつまり心の声ですが、直感や何となく「これで大丈夫!」と受け取ったそれが答えです。
それでも人は、内側の声を信じなかったり無視して「自分はまだ模索中で答えは見つかっていない、もっと別で違う答えがあるはずだ。」と外側に答えを探してしまうことがあります。
本当は答えなんてずっと前から出ていて、もう知っているのだから、内側から湧き出る声を信じて、それ以上外側に答えを求める無駄なことはやめましょう。
自分の内側の声をキャッチして、今自分はどうなりたいのか?どうしたいのか?を決めることが大切です。
③一つのことを続ける
「やりたいことが見つからない。」という人は世の中にたくさんいますよね。
やりたいことって無理やり見つけなくても、何でもやっているうちにだんだんやり甲斐を感じることができれば、それを続けたらいいのではないでしょうか? そこであなたが「もっとこうなりたい!」と描いて行動を起こす時、情熱と一貫性が生まれます。
それらを持って継続していくと、あなたはこれまでとは違う視点や広い視野を持つことができるので、自然と大きな説得力と影響力を兼ね備えることができます。
このように継続力こそが人間の成長にとって確かな効果をもたらし、それを発揮できれば人生や生き方の答えに繋がるものとなります。
もしかして共依存になっていませんか?
前の項では自分で考えることを話してきましたが、その逆にとにかく正しい答えが欲しい!という状態のときは、共依存になっている可能性があります。
共依存とは、自分を犠牲にしてまで人の世話をしたり、相手が解決すべき問題を代わりに解決しようと人間関係に依存する依存者のことです。
特徴として、人のことは決められるのに自分のことは決められないという傾向があるので、そのままにしておくと自分で考える力がどんどん失われていくでしょう。
例えばアジア圏では家族の助け合いやつながりが強いのも影響して、日本は共依存者の親が依存者の子供を作るというケースが目立つのですが、そこには「良妻賢母や献身的な妻が評価される」という古き良き日本の神話に原因があります。
共依存者の親は、人の世話をすることに自分の価値や生きがいを持っている為、子供が何かに依存しているにもかかわらず、食事や洗濯、掃除など身の回りのことはすべて先回りしてやってしまうのです。
子供は親が当たり前に身の回りのことをやってくれるので、感謝しないばかりか、自立できないのは親から信頼されていないと感じて自己否定してしまうのでしょう。
また、共依存の親は離れて暮らすことを嫌うので子離れができず、子供も依存型の大人になりなかなか自立ができないという最悪な構造になってしまうのです。
もしあなたが、いつも自分の意見がなくて自分のことを考えられない、困っている人を見ると放っておけない、誰かの役に立っていれば安心など思い当たるなら要注意!!
まとめ
「人生の答え、生き方の答えが欲しい!」そんなときには今回お伝えした3つの考え方を実践されて下さいね。
ある種、人生や生き方の答えって、見つからないから悩んで、分からないからおもしろくて、それが人生の醍醐味であるといえませんか?もしそれらの答えが全て分かるのなら、生きる意味ってないですよね。
いつでもどんなときでも、まずは自分の内側と対話して、出てきた答えを信じて下さい。自ずと出てきた答えは100%間違いないでしょう!