「絵を描くと頭がよくなる」あなたはそんな話を聞いたことがある、または知っていましたか?それ以前に、絵を描くのは好きですか?大人になってから絵を描いていますか?
子供の頃は、絵を描く機会が日常的にたくさんありましたが、大人になれば絵を描くのが仕事や趣味だという人以外は、ほとんどないですよね。
しかし絵を描く過程で脳は活性化され、頭がよくなっていくので、「下手だから」「忙しいから」「今更絵なんて」と大人になってから、描かない理由を探すのは非常にもったいないです。
そこで今回この記事では、絵を描くと頭がよくなる理由と絵を描くことで得られる効果3つをお伝えしていきますね。
絵を描くと頭がよくなるのはなぜ?
絵を描くと頭がよくなるのはなぜでしょうか?一般的に東大生は頭がいいですが、だからといって東大生みんなが絵を描けるとは限らないですよね。
そこを踏まえると、頭がいいから絵を描けるとはいえませんが、逆に絵を描けるから頭がよくなるということはあり得ますので、その理由をお伝えしていきますね。
・絵を描くには集中力が必要だから
絵を描くには、机に向かいずっと座って作業する必要がありますが、完成度の高い絵が描けるぐらい長時間作業できるということは、それだけ集中力が高いということですよね。
私も昔は徹夜してでも完成させなければならない時もありましたが、集中し過ぎて食べなくても描き続けることができてました。
特に絵の上手い人は、集中して一つの物事に取り組むことができるので、その分知能が上がるといえます。
・分からない所は調べて描くから
絵を描くときその対象となっている物を、「どれだけ理解できているか?」が大切なので、とりあえず様々な知識が必要となってきます。
私も絵を描いていると、「どうしたらうまく描けるんだろう?」と悩み頭を使っているなと感じる時がありますが、専門的な技術の知識はもちろん、描く対象を理解していないとなかなかうまく仕上がりません。
そのために実物や写真を見たり、資料で調べたり理解を深めることは、知識を蓄えるには十分な行為であったりします。
絵を描くことで得られる効果3つ
絵を描くことは、もともと脳の細胞を活性化させる効果があるのですが、特に活性化されるのはアナログ脳ともいわれる右脳がメインです。
人は普段の生活で、計算や文字を解読するデジタル脳である左脳をたくさん使いますが、絵を描くことで両方の脳をバランスよく使い、交互に信号を送ることができます。
これだけでも、単純に脳に刺激を与えてリハビリになったり、ボケ防止にも効果があるといえます。
他にも絵を描くことが脳にもたらす作用や、心と脳の関係に注目してここでは3つご紹介していきますね。
①右脳が活性化する
先ほどもお伝えしたように、絵を描く最大のメリットは右脳を重点的に鍛えられるということになります。
右脳は感覚やイメージを司る脳なので、活性化することで直感力が高まり閃きやアイデア、豊かな想像力が磨かれるということになります。
つまり絵を描けば、感情や想像力が豊かになって人間らしい人間になれるということですね。
また右脳は潜在意識脳でもあるので、右脳を活性化させることで潜在意識にある記憶を浄化する効果もありますよ。
② 心と脳の休息ができる
絵を描いている時って、他のことは考えないで夢中になっていますが、これは瞑想している状態と一緒なのです。
描きながらの瞑想で、その時間だけは嫌なことや悩み、心配事など余計なことを忘れられます。
心と脳は直結していますので、絵を描くことで心の休息につながるこの時間こそが、ストレス解消やリフレッシュにはとっても大事なのです。
また普段の生活では左脳を多く使っているので、普段あまり使わない右脳を使うことで、その間は左脳を休息させることができます。
③頭の中を視覚化できる
マインドマップをご存知でしょうか?頭の中で考えたことを、ペンを使って紙の上に放射状に展開していく思考法です。
世の中の優れた人ほど、頭ではなく手や体を使い、考えたり覚えたりしています。
絵を描いて、描いたその絵を見ることで新しい発見ができますが、これはずっと頭の中だけで考えていたらそうはいきません。
インプットしたら溜め込むだけではだめで、アウトプットしなければ効率的に知識を得ることはできません。
まとめ
絵を描くと頭がよくなる理由と、絵を描くことで得られる効果3つをこの記事でお伝えしてきました。
大切なのは才能や能力云々の前に、「集中力」を持って物事に取り組むことができるかどうか?その結果が頭の良さに繋がるのです。
また、絵が上手でも下手でも、絵を描くことでよい効果は得ることができるので、ぜひ子供と一緒に楽しみながら、お絵かきしてみてくださいね。