まだ起こっていないこと、将来への不安を考えることってありませんか？
私たちは過去の経験や情報をもとに未来を見ますから、まだ起こっていないことが恐い、不安、嫌だなぁと心配してしまいがちですよね。
ただ、心配事の96%は起こらないという研究結果があるように、取り越し苦労をしているのです。
つまり、自分自身が勝手に生み出した妄想にすぎないんですね。
そこで今回は、まだ起こっていないことに対して不安なあなたへ、今すぐ心配事を手放す方法をご紹介していきますね。
まだ起こっていないことが不安になるのはなぜ？
まだ起こっていないことに対して不安になるのは、執着が大きく関係しています。
例えば、病気に対して不安になる人は、常に病気のことばかり考えているため、それが執着となって、「この先病気になったらどうしよう？」などと、病気になっていないのに将来の心配をしてしまいます。
将来が心配というのであれば、将来の心配がなくなるようなアクションをしていけば、大抵の場合不安はなくなっていきますが、不安になってしまう人の多くは、何のアクションも起こしません。
先ほどの例で、病気に対して不安なのであれば、日頃から食事や睡眠の質に気をつかったり、運動したり、ストレスをなくすなど、様々な案を実行していけば病気の不安は消えていくでしょう。
このように将来起こる多くのことは、アクションを起こすことで解消できるのです。
また、まだ起こってもないことに対して不安になっていると、マイナス思考が癖になるため、潜在意識に刷り込まれて、好ましくない未来を実際に呼び寄せてしまうでしょう。
例えば、「人の目を気にしすぎている」というマイナス思考の癖がある場合、「うまくいかなかったらどうしよう」「失敗したら恥ずかしい」そんな思考で、他人からどう思われるかになってしまっています。
マイナス思考は癖ですから、自分がそれに気付けば変えられるので、他人ではなく自分を軸に考えていくことで、気にならなくなり不安は減っていきます。
不安や心配事を手放す方法3つ
まず始めに、不安や心配事というのは、「自分自身の内側から生み出されている妄想なんだ」という認識を持つことが必要です。
ここでご紹介する3つの方法を実践して、自分自身の内側を見つめて向き合えば、不安や心配事の種は減っていくでしょう。
①不安を受け入れる
不安や心配事の妄想が膨らみ、考えが止まらないときは、そうやって恐れている弱い自分を認めて、しっかりと受け入れることが大切です。
自分を冷静に客観的に見つめるだけで、心が少し軽くなるのがわかるはず。
「不安だな。でもこの気持ちは消えないのだから仕方がない…」「今、私はまた不安になって怖れているな…」と不安や心配事に怖れている自分を認め、湧き上がってきた不安を丸ごと受け入れてしまうことで、その気持ちはどんどん薄れていき、堂々巡りを止めることができるようになります。
しっかりと考え抜いて悩み尽くしてしまえば、いつの間にか不安は小さくなっていくものなのです。
②思考を止める
不安や心配事について考えすぎて悩みまくっても、何も解決されることはなく、無駄にエネルギーを消耗して疲れていることに気づきましょう。
そこで簡単な方法として、「また不安や心配事を考えている」と感じたら、そのことから一旦離れ、違うことに意識を向けたり、いっそのこと思考を止めてみましょう。
不安や心配事は考えなければ発生しない、それならば思考を止めて「無」になるのが一番早いです。
また、思考を止めるのと合わせて、「快」の感情に意識を変えるのがオススメのポイントですが、楽しかった思い出や嬉しかった出来事、素敵な場所などをイメージすることで、エネルギーを上げることができますよ。
③感謝をする
感謝をするというのは、不安や心配事につける薬のようなもので、些細なことに感謝すればするほど、不安や心配事は薄れていきます。
「感謝」の反対は「当たり前」ですが、日常の小さな物事ほどもっと感謝すべきです。
例えば、「将来仕事を失ってしまうのではないか…」という不安がある場合は、「今、仕事があるだけでもありがたい」と感謝できますし、「大災害がきて家を失ったらどうしよう…」という不安なら、「今、屋根のある家があってありがたい」と感謝できますよね。
私は日頃から自然の恵に対して、「あぁ、生かされてるな〜、ありがたいな〜」と空に向かって感謝を伝えていますよ。
まとめ
過去をもとに未来をみて「またこの前みたいになったらどうしよう」と常に不安ばかりで過ごすのは精神衛生上よくないでしょう。
今回ご紹介した方法を実践していけば、いずれ不安や心配事は消え去っていきますので、心を落ち着かせて取り組んでくださいね。
そして不安や心配事に身を委ねるのではなく、そんな余計なことを考えている時間があるのなら、あなたの心が明るくなる方向、今楽しめることに目を向けてください。
人生をもっと楽しく、エネルギッシュに生きていきましょう！
